今回フォレストのことでたくさんの方から
ご心配をいただきました。
私が書くこともなく「犬の腸捻転」について
ご存じだった方も、これを見てググられたりした方も
きっと多いんじゃないでしょうか。
わたしも今回のフォレストの腸捻転の経験を
書き記しておきたいと思います。
文字の如し「腸が捻転」を起こす状態です。
腸があるべき位置からねじれてしまい
血流不足や炎症、閉塞などを起こして
壊死を始めとするさまざまな危険性が発生するのが
想像できます。
獣医学的に詳しい内容は獣医さんのサイトに
おまかせするとして。
どういう症状がでるのか?
一番目立つ行動は「吐き気」です。
これに「食欲減退」や「元気がなくなる」が
一般的のようです。
(フォレストは手術に至っても食欲だけは衰えなかった)
だからと言って、即「腸捻転」ではないですが
さすがにこの「心配3セット」が揃えば何らかの病気が
隠れてますよね。
その後、決定打になったのが
吐いた直後「たったまま体が硬直」していたこと。
普通の姿勢じゃなく、背中が弓なりになり
小刻みに震えています。
痛みを逃そうとしていたに違いないのです。
なんとかしてあげたいけど、動くこともままならない状態で
こうなったらもう間違いなく緊急。
20分ほどしたら痛みの波が引いたらしく
動ける様になったのでそのまま獣医さんへ。
開腹手術にて、捻転の部分をもとに戻すか
問題を起こしている部分を切除するのが
一般的だという理解でいます。
通常であれば予後も悪くないはずなので
早く見つけてあげれば怖くない病気のはずです。
ただフォレストの場合、
獣医さんを初めて訪問した時から手術に至るまで二週間。
レントゲンにも何も映らず、エコーでも何も見えず
血液検査も異常なしで、微熱と吐き気以外は
食欲もモリモリで、通常のフォレストでした。
驚くことに💩排泄も行われていたし。
バリウム検査が後回しになったのは
この場にいる全員が、不調の原因は「誤食」に
よるものだと信じて疑っていなかったから。
当時、マカロンさんの帽子が見つからなくて
フォレストの不調の原因は「これ」と決めつけていました。
だから開腹手術に至った時の執刀医の先生の
ショックは凄まじいものだった様です。
誤食による異物を取り出す手術のつもりで臨んだら
捻転というよりは腸間膜を巻き込んで
結び目状態になっていたらしく
予想していたよりもずっとずっと大きな手術に
なってしまいました。
結び目部分を切除して、腸を縫合し
再び捻転を繰り返さないように人口の膜で
腸を包んだと説明を受けました。
が、初めから腸の損傷が激しかったのと
元々の体質なのか治癒するごとに腸が捻転を
目指してしまう傾向にあるようです。
フォレストの場合は稀なケースですので
どうぞご心配なさらないでくださいね。
執刀医の先生によれば過去にもう一件だけ
同じケースを経験したことがあるそうです。
腸捻転は通常、予後の悪くない病気です。
どんな犬がなりやすいのか?
体型や犬種的には大型で胸の深いタイプ。
小型犬は稀だそうですが、詳しくは
Googleなどで専門のサイトを調べて
いただければと思います。
フォレストがなりやすいリスク・ファクター。
●食べ物を丸呑みする
●拾い食い(誤食)の癖がある
思えば子犬の頃から、サニーやチェイスと同時に
オヤツをあげてもあっという間に消えていました。
「あれ?落としたのかな?」と思うくらい。
ある日、噛むオヤツをあげて様子を見ると
丸呑みしていてビックリしました。
ゼリーみたいにツルッと飲み込んだんです。
そして、フォレストの口から取り出したもの
鳥の死骸からハリネズミの死骸まで。
あげればキリがありません。
おまけに先日、獣医さんで抜糸した際に
床に落ちた糸まで食べようとして必死で止めました。
(糸というか針金っぽかったので)
(捻転になりやすいという)体質的なことも
あるのかもしれませんが、有効な予防策として
「早食いをやめさせる」「誤食をさせない」
「食後すぐに運動させない」であることが、
身をもってというか、身に染みてわかります。
この3つを気を付けるだけで、
元気な犬たちの腸捻転のリスクは
ぐっと減るんじゃないかと思うのです。
もしかして
「愛犬が腸捻転のリスクが高い犬種」
「愛犬が目に余るほどの早食い」
に当てはまる飼い主さんの、
少しでも参考になれば幸いです。
ーー
フォレスト、強い薬の効き目がきれたらしく
どんどん彼らしさが表に出てきています。
お散歩にも行った後の、久々集合写真。

*猫のテオちゃんを囲んで。
…のはずが?


分食のためにお腹が空いてるみたいです。
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腸捻転、なんとなくでしか知りませんでしたが、怖いですね
うちの子も大型犬で元保護犬で飢えた経験があるので、拾い食いがひどいし早食いです。推定で12歳ですが、食後は30分は安静にを心掛けるしか知りませんでした。
久しぶりのモリゾー君の笑顔に心から嬉しくおもいます。
安心はできませんが、ひとまず暗闇から抜け出せたのではないでしょうか?
ゆうさんも生きた心地でいられなかったと思います。
どうか、このまま何事も起こらず、モリゾー君の笑顔がまもられること心からお祈りします
ゆうさんもどうかご自愛くださいね
フォレストの笑顔を見て涙が止まりません。
ただただ、平穏に笑顔あふれる日々が続きますように遠くから祈り続けます。
フォレスト、本当によく頑張ったね!!のんびりのんびり、ゆうさんとみんなと過ごしてね!!
まずニコニコ顔のお写真に安堵しています!
....ふだん読む専門だったのですが、捻転と聞いて、数年前のことがまざまざと思いだされ、フォレストちゃんのことが気にかかっていたました。
わが家のGR(現在はクロエちゃんやエビスちゃんのお仲間)も11歳10ヵ月時に、突然胃捻転になりました。
レトリバーらしく早食いでしたが、少しは予備知識があり、まぁまぁ注意はしていたつもりでしたので(水のガブのみ、誤植/食後に動き回らないようにする/フードボウルの高さなど)、突然起きたときには本当びっくりしました。
幸い、かかりつけの獣医さんが即時に緊急手術を行える体制にあり、うちのGRも胃の位置を戻して固定する開腹手術を行い、同時に見つかった脾血腫のため脾臓切除、....とあれよあれよという間に大がかりな治療になり、入院となりました。一時出血がひどく危ない状態で再度の手術/輸血も受けましたが、なんとか乗り切りました。
ゆうさんが書いていらっしゃるように、手術が成功すれば、通常捻転自体は決して予後は悪くないそうです。(うちのGRもその後、別の病気もいろいろ発症しましたが、最終的に16歳手前まで元気に長生きできました。)
フォレストちゃんはまだまだ若いから、回復力は数段上だと思います。ケロッと何事もなかったかのように元気になりますよ!
そうそう、わが家のGRもご飯を少量に3~4回に分けるようにして、毎日おイヌさまのご飯の時間を最優先に予定を組んでいました.....そうなりますよね。
フォレストちゃん頑張ってますね。嬉しいです。
空組の先輩達から元気をもらい、おかぁーさんをよろしく!と託されたのかな。
ゆっくりゆっくりでいい!少しづつ少しづつでいい!良くなります。
ゆうさんも精神的にきついと思いますが、休める時は休んでくださいね。
我が家も昔ゴールデンがいたので、なりやすい病気として耳にしたことがあます。食いしん坊レトリバー、なかなか対策が大変ですが、
久しぶりのトリオ+テオちゃんを見れて、フォーちゃんが誰よりも笑顔で、とても嬉しいです!その調子!!
あーよかった!
フォレストくん笑顔が戻りましたね。
大好きに囲まれて嬉しそうです!
我が家のG Rも腸捻転(脾臓も巻き込んで捻れてました)経験しました。
同じく「拾い食い・誤食キング」「丸呑み早食い」でした。
開腹手術後、腸を背骨に固定してもらいました。
腸捻転は時間勝負なので心配がある方は深夜救急病院のチェックをぜひ!
とりあえず原因は取り除いたようで、あとはフォレスト君の回復力に、がんばれ!
うちのチワワは何度も誤飲で獣医さんにかかってます。先日は大量のティシューが出てきました。ロープのおもちゃも飲み込んでたことがあります。毎回、獣医さんに怒られます私が。
その笑顔が見られて良かったです。嬉しいです。
私からも花丸送りたいです。
フォレストの笑顔が見れたー。嬉しい、すごく嬉しい!
腸捻転についてシェアしてくださりありがとうございます。
私もフォレストのおかげでこの言葉をググりました。
うちにもラブラドルレトリバーがいますので、十分に気を付けます。
フォレちゃんらしい笑顔戻ってますね
本当に良かったです😭
ゆうさんもご存知だと思いますが、早食い防止用のワンコ食器、随分と色々な種類があるんですね
それだけ悩んでる飼い主さんが多い証拠かな…
誤飲といい四六時中監視する訳にはいかないし難しいですよね…
フォレちゃん、これからはもうちょっと控えめにね!君の笑顔をいつまでも見ていたいよ!
腸捻転の詳しい病状をお知らせいただきありがとうございます。
我が家の愛犬も大型犬なので頭の片隅に置いている病気の一つです。
それにしても写真のフォレスト君の笑顔ちょっと前まで大変だったとは思えないくらい良い笑顔ですね!
チェイス君も落ち着いてるしサニー君は・・・・サニー君らしい表情ですね(笑)
代り映えのないフツーの日常生活が幸せの真っただ中だと思ってます。
フォレスト君、本当に良かった!
お帰りなさーい
大変な時に更新ありがとうございます!少し一安心ですね。 自分も一時ラブ4匹いた時がありまして、今はみんな虹の橋を渡ってしまったのですが、悔いが一杯残っていて、、、。
色々思い出しちゃうんですが、、。
是非是非ゆうさんも無理なさらず、大変でしょうがモリゾーくんに寄り添ってあげてくださいね。
フォレスト、頑張って!
ニコニコでいつもの写真がこれからも撮れるよ!ゆっくりね、回復して行こう!
私も元気が出て来た!
コチラのブログは色んな意味で一人でも多くの方によんで欲しいブログです。
引退後の盲導犬の存在なども含め…もちろん今回の件も…日頃の愛あふれる犬との暮しなどなど!
人気ブログランキングの応援バナーを再設置して下さい、お願い致します。
フォレストの無事を願ってやみません
フォレストの笑顔が本当に嬉しい!
フォーちゃんもゆうさんも、無理のないようにしてくださいね。
毎朝ブログを開くのがヒヤヒヤでしたが、今日の写真を見て少し安心できました。
また、たくさんの貴重な情報をありがとうございます。
このまま、完全復活することを祈っています。
ゆっくりとで良いので回復して、明るく元気なフォレスト君でいて下さい。
まずは、久しぶりの笑顔集合写真にじんとしてしまいました。
このまま、平穏な日々が続きますように。
カレンダーに花丸の記録更新してください。
そして、有用な情報をありがとうございます。
腸捻転については、言葉こそ知っていましたが、
こんなにも件数が多いことに改めて驚きました。
普段の生活から意識できることも多いのですね。
食欲全開のラブラドールをコントロールするのは
難しそうですが、ゆうさん頑張ってください。
フォーちゃん、お墨付きが出るまで
もう一息ですよ!
心から応援しています!!
フォーちゃんの笑顔が見られて嬉しい!!
腸さんよ、そうんなに頑張って捻転しなくていいから真っ直ぐ行こうよ。蠕動だけだけで良いからさ。
ゆうさんにも花丸!
今日も更新ありがとうございました。
引き続きみんなの笑顔が見られるようにお祈りしてます。
フォレストくんが居なくなるんじゃないかと、怖くて、怖くてコメント出来ませんでした。辛い苦しみを乗り越えて頑張っているフォレストくん。ゆうさんはそれ以上の張り裂けそうな思いの中から少しだけ楽になっていますか?他人事でも犬事でもなく心配です。更新してくださりこちらも闇から抜け出せそうです。油断は出来ませんがフォレストくんに選ばれたゆうさんですから、フォレストくんはずっと側に居たいはずです。大丈夫です!
フォーちゃんの笑顔が見られて嬉しいです!
ちょっとずつ、一歩ずつ進んでいけば、気付いたらずーっと先まで進んでますからね。
ゆうさんも心配と恐怖で心身ともに疲れてることと思います。
ご自愛ください。
引き続き元気玉送ります!ゆうさんにもたっぷりと。
インスタでいつも見てます!
フォレストくんをずっと心配しておりました。
私は、術後の癒着により腸閉塞を3回しているので辛さが少しはわかります。
捻転とは違うかもしれませんが、食事と、食後以外の運動で腸が動くようにしてます。
どうか、捻転の箇所がうまく剥がれたりできるように祈り続けています!エビスちゃん達のところに行くのは、
フォレストくんまだまだ早すぎるからね!
どうか痛みがなく、奇跡を起こせますように応援してます!
フォーちゃんの笑顔、そしていつものとおり、みんなの平和な姿が見れて嬉しいです。
そして、症状と経緯など、ありがとうございます。我が家には猫さんしかいませんが、近所の猫友の家には犬もいまして、遊びに行くたびに遊んでいたのですが、ボクサーが腸捻転で突然亡くなったんです(T_T)
犬の腸捻転、知らなかったので、あんなに元気だったのに。。と驚きました。
早食いに注意、そして食べたら休むなどいろいろ教わりました。
フォーちゃん、元気になってくれて本当に嬉しいです。
フォレスト君に笑顔が戻ってきて本当に良かったですね!さらに良くなることを祈ってます。
我が家のチワワも早食いで、ご飯は飲み物って勢いです…。
フォレストくん、苦しかったでしょうね。
胃捻転も腸捻転も、手術をして戻って来たら安心だと思っていましたが、フォレストくんのように再発することもあるのですね。
早食いをさせないとか、分食とか、フォレストくんにとっては理由がわからない我慢になることかもですが、頑張って欲しいです。
集合写真の可愛い笑顔、この笑顔が1日でも長く続きますように。
ゆうさんも心配で心穏やかではない日々と思いますが、ご自分のお身体にも気をつけてください。
フォレストを手術してくれた先生には敬意と感謝です。
でも、医者でも予想不能な奇跡があると信じています。
フォレストの生きようとする力、支えあうファームのみんな。
ゆうさんの愛。
世界中から回復を願う思い。
どうぞ、どうぞ、フォレストが痛みなく元気でいられますように。
まだまだ落ち着かない日々の中、こうしてフォレストくんの病状を
教えてくださってありがとうございます。
腸捻転、私もググった一人なんですが胃捻転について
書いてあるものが多くて・・・ゆうさんのわかりやすいお話
とても勉強になりました。ありがとうございました。
フォレストくんの腸さんが捻転ではなくてまっすぐを
目指してくれますように!
フォレストくんはもちろん、家族みんなの笑顔が
これからもずっとずっと続きますように・・・
祈ることしかできないですが、この祈りが神様に
届きますように。
みんなとの集合写真、とっても嬉しく思います。
良かった~!ただただそれだけ・・・
お腹すいてるね!
ちょっと我慢だね。
これからも痛みがなく生活出来ますように
日本から、まっくす姉さん&まむ君と祈ってるからね!
初めてコメントさせて頂きます。
以前から楽しく拝見しております。
フォレスト君の突然の胃捻転の記事にショック(吐き気)ショックで…( ;∀;)
今日までブログを開く事をできませんでした。
気持ちを落ち着かせ、本日再び拝見し、フォレスト君の姿の画像を見ることができ‼︎
本当に良かったーー涙がとまりません
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
予断の許さない状態でしょうが、希望を信じて笑顔のパワー送りますね☆
大丈夫ー!大丈夫ー!GO!GO!
♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
いつも通りであることの有り難さを感じます。
我が家の高齢犬プッチが久しぶりに不調の様子でした。寒いのが苦手なのでこれから注意が必要です。カレンダーに毎日花丸つけたいですね。