みんなのウールはどうするの?
テオテオ・ファームの最大イベント
「羊の毛刈り」が無事に終わってほっとしているゆうさんです。
みんな(羊)との仲も修復しました。
あ、でも、チャーリーがまだちょっと恨んでる感じ。
こちらはバーニー。
去年と違う方が刈られたので
ところどころ刈り残しがあります。

しょーがない、おかあさんが・・・
「毛刈り職人がやってくる」
という連絡が入ったのが前日の夜8時半。
てことは毛刈り当日、何にもできないこと必至。
「明日、毛刈りが行われるため遅れます!」
と(日本の)仕事関係者にメールしたら
「そんな理由、初めて聞きました」
とかえしてこられました。そりゃそうだ。
ところで刈られたこちらのウール。

「譲って下さい」
「売ってください」
と、たまにリクエストを頂くのですが
残念ながら無理なんです。ごめんなさい。
実は私も知らなかった頃は
「羊のウールで億万長者計画!」
に電卓叩きながらほくそ笑んでいたりしたものですが
そのいやらしい笑いは長続きしませんでした。
そもそも刈りたてウールを毛糸に加工までしなくても
きれいな状態にするには結構大変な工程があって。
工場にお願いするには(ウールの)「1バレル」単位じゃないと
引き取ってもらえないんだって。
その「1バレル」集めるには、約35頭くらいの羊が必要らしい。
たかが4頭分、持って行っても門前払いです。
なので、うちみたいな極少ファームでは
毛刈り職人さんが引き取っていかれます。
それが「毛刈り代」となるんです。
で、うちの4頭のウールがよそんちの31頭のウールと
一緒になって工場で買い取られる・・・という仕組みみたいですね。
もちろんちょっとだけ、毎年とってあるんですけどね。
だからこまちのもあります。
でもきっと、きちんとした工場で洗浄しないと
検疫の問題で海外には送れないと思うんですよね~。
調べてないけど。
でも、きっとそう。
写真ではキレイでふわふわに見えるあのウール。
実はオイル(ラノリン)でべっとべとです。
あそこに手をつっこむと、油性の強いハンドクリームを
べったり塗った感じになりますよ~。
そしてラノリンのニオイがぷんぷんする。
大好きです、このニオイ。

ちなみに、上の写真でエビスが覗きこんでいるのは
「お尻部分のウール」です。
ぶっちゃけ「うんこ」がいっぱいついてるところ。
ここは引き取ってもらえないので、ああして集めてマス。
もちろん捨てたりせずに、野菜畑にしきつめるのです。
野菜の栄養&霜から守ってくれる優れモノ。
(羊のうんこは園芸店で買うと結構高い肥料です)
チェイスが夢中になるのもこの部分で
ちょっと目を離したら・・・

うわー!
スリスリするなー!
しかも、うっとりするなー!
・・・となるので大変なんです。
ファームあるある・・・。
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