Over the rainbow
朝一番に西の空を見上げると
きれいな虹がでていました。

まだ虹を見上げると、複雑な感情でいっぱいになります。
あの日、手術から24時間経ったクロエちゃんを
迎えに行こうと、わくわくした気持ちで車に乗り込んだとき。
目の前に見上げた空にはきれいな虹がかかっていて
とても勇気づけられた直後に訪れた絶望的な不安。
後ろからいきなり雷に打たれたようでした。
車を運転して獣医さんに向かう途中
ずっと虹を見ながら抱えていた不安。
再び24時間後にその不安は現実のものとなり
クロエちゃんはその虹の橋を渡っていきました。
その後、6日間消えなかった虹。
クロエちゃんを連れて行ってしまった虹。
でも、その虹がクロエちゃんと私を繋いでくれる
唯一の窓口のような気がして
ずっとずっと虹を見つめていましたっけ。
その後、教会の鐘とともに虹は消え
青空が広がり、私の人生も再び動き始めました。
海外では古い言い伝えで
「虹のたもとには金が埋まっている」と言います。
金なんてどうでもいいから、
虹が出ているときはクロエちゃんも
私を見てくれているときと信じたい。
わたしたちと、愛してやまなかった犬たちを
繋いでくれる橋だと思いたい。
そしてきっとそう。
クロエちゃんの旅立ち以降、色んな方から
「うちの子も旅立ちました。クロエちゃん、よろしくね。」
といったメッセージをいただきます。
そのたびに私は、クロエちゃんに向かって
「まるちゃん」がそっちにいったよ。
「ハナちゃん」がいったからね。
って伝えます。
クロエちゃん闘病中の際に、私の親友から
「だいじょうぶ。クロエちゃんとはまた会えるからね。」
と言われた言葉が今でも支えになっています。
まだ会えてないんですけどね。
きっと律儀なクロエちゃんのことなので
虹の向こうで「まるちゃん」や「ハナちゃん」が
来るのを待ってくれてるんじゃないかな。
「きゃ~ん!来たぁ~!」って大歓迎して
戸惑わせてる様子が容易に想像つきます。
クロエちゃん?まるちゃんやハナちゃんは
クロエちゃんとは初対面だからね。
私はもちろんクロエちゃんと早く再会したいですが
クロエちゃんが安全で痛みの無い幸せな世界にいるのも知っている。
だからゆっくり、ずーっとゆっくり、
新しい仲間とたくさんの挨拶をかわして
みんなのハナシをいっぱい聞いてあげて欲しいです。
そしていつか。
きっといつか。
Somewhere over the rainbow.....
このバージョンが一番好き!
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